2021年03月22日の時点で、Insightsをアップグレードしてウェブとモバイルの体験を向上しています。InsightsのすべてのURLは、New Relic Oneの対応するダッシュボードに自動的にリダイレクトされます。この移行について、およびこの移行を容易に計画することの詳細については、Explorers Hubの投稿をご覧ください。
このドキュメントには、カスタムイベントおよび関連する属性を挿入して使用するための一般的な要件とルールが含まれます。使用するメソッドに基づいて、追加の要件が適用される場合があります。
カスタムイベントは、以下の方法を使用してNew Relicにレポートできます。
- APMエージェントのAPI
- Event API(Event APIを使用する場合は、追加の要件があります)
- ブラウザ監視エージェントのAPI(カスタム
PageAction
イベントには、追加の要件があります) - モバイル監視SDK
基本要件
カスタムイベントおよび属性をレポートする際は、対応するデータ型、命名構文、サイズに関する以下の基本要件に従ってください:
要件 | 説明 |
---|---|
ペイロード |
最大サイズまたは長さ:POSTあたり最大で 1MB(10^6バイト)。圧縮の使用を強く推奨します。 ペイロードは UTF-8 としてエンコードする必要があります。 イベントAPIにもまた、HTTPのレート制限があります。 |
属性のデータタイプ |
属性値は、文字列、もしくは整数型かフロートのどれかになります。 属性値に日付情報が含まれている場合、Insightsのデータフォーマッターを介してこれを未フォーマットのUnixタイムスタンプとして定義します(秒もしくはミリ秒)。 |
属性サイズ |
最大 最大属性
イベントあたりの最大合計属性数:254。例外: APMエージェントAPIを使用する場合、最大数は64になります。 イベントタイプあたりの最大合計属性数:48,000. チャートは、属性値の最初の255文字のみを表示します。完全な属性値については、JSONチャートタイプもしくはクエリAPIを使用をします。 |
命名構文 |
属性名には、英数字、コロン( イベントタイプには( NRQL用の予約語は使用しないでください。 |
Null値 | データベースは、null値のデータを一切保存しません。 |
予約語
イベントおよび属性の名前には、以下の予約後を使用しないでください。これを使用すると、予期しない結果を伴う可能性があります。
これは包括的なリストではありません。一般に、今後のNew Relicの機能との衝突が発生しないように、MySQLの予約語の使用は避けてください。
キーワード | 説明 |
---|---|
accountId |
予約済みの属性名です。この名前が含まれている場合は、取り込み中に破棄されます。 |
appId |
値は整数でなくてはいけません。整数ではない場合、属性名と値は取り込み中に破棄されます。 |
eventType |
New Relicによって保管されているイベントタイプ。通常、New Relicエージェントおよびスクリプトは、これを |
禁止されたeventType 値 |
こうしたイベントタイプは、New Relicによる使用向けに予約済みとなっています。この |
timestamp |
Unixエポックのタイムスタンプでなければなりません。タイムスタンプは、秒数かミリ秒数で定義できます。サーバーの現在時刻から前後1日以内(24時間以内)でなくてはいけません。 |
ログ転送規則 | 次のキーは、Infrastructureエージェントのログ転送機能により予約されます。entity.guid 、ログ、ホスト名 、plugin.type 、fb.input 。使用すると、取り込み中に破棄され、ログに警告が追加されます。 |
NRQL構文規則 |
ドット付き属性を含む属性名に、NRQL構文規則を使用する必要がある場合は、バッククォートで囲む必要があります。例:
|
イベントタイプの上限
現在の合計eventType
値の上限は、所与の24時間以内のサブアカウントあたり250となっています。ユーザーが上限を超えた場合、New Relicはデータをフィルタリングもしくは放棄する可能性があります。イベントタイプには、以下が含まれます:
- New Relicエージェントのデフォルトイベント
- New Relicエージェントのカスタムイベント
- Insightsのカスタムイベントインサーター